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1OS論考
2歯髄保存-3mix-



                          1 OS論考

 a. 理想のOSとはなにか。その条件は。
 
 1  操作の容易性
  2 ソフト・ドライバーの充実
  3 パソコンからスパコンまで全レベルのコンピュータを操作可能
  4 いくらでも大小織り交ぜてつなげる
  5 永続性
 6  普及度

 b. 現時点のOSの到達度と可能性
                  1         2        3       4       5        6       
 Windows98        A         A        C       C       C        AA
 WindowsNT        B         A        B       B       B        B
 OS/2             B         C        A       A       A        B
 UNIX 系          C         C        A       A       B        B
 MacOS            AA        A        C       C       C        A


 AA  優
 A 良  
 B 可
 C 不可

 永続性ーこれはわたしの予想とかも加えたものですが。
 
 
 c. 主要メーカーの先行きの予想をどう考えて計算するか。一つの予想。

         2000   2010    2020    2030  2040    2050   2060年 
 マイクロソフト社                      倒産

 アップル社          身売り

  IBM社                                   分裂

                   2歯髄保存 ー3mixー
 新潟大学、岩久正明、星野悦郎、宅重らによっていわゆる3mixが発表されてもう十年になると言うのに、厚生省はこれを黙殺し認可を与えようとしない。歯髄炎を起こしている深部カリエスを3種類の抗生剤で抗菌スペクトラムを万全にし無菌化を図る本治療法はまさに保存学の革命である。私がこの治療法を絶賛してやまないのは「ムシバは感染症である」という大前提に立ち返り患者の立場に立って歯の保存を追求した患者本位の発想が根本にあるからである。歯科はムシバを癌のように考える発想に立ち余りに外科的に対処してきた。ムシバは風邪と癌では明らかにカゼに近い病気である。「特殊に治しにくい感染症」として考え内科的に治療を考えるべきだったのだ。しかし抜髄に比べ覆髄の保険点数は低く、歯医者は神経を抜きすぎ、そして弱った歯を抜きすぎた。抜かれた神経の半数は抜かなくても良かった。歯自体も同様である。これにより従来抜髄していた多くの症例が保存可能になったのだから新潟大学の業績は絶大でありいくら賞賛しても賞賛しすぎることはない。だれがなんといおうとこれこそ正しい医療なのじゃー。
といいたいところだが・・・・・・・・・よく見ると・・・ナナナ・・ヤヤコシイ・・スキもある。
 開発者達は保存学者、細菌学者であり抗生物質専門の薬理学者でもなく神経学者でもない。
すなわち覆髄利用はともかく新潟大学では根菅充填にまで応用しているのであるから、三種薬品の混合後の経年化学変化と変化後薬剤の生体への影響が追求されていない点は研究上の致命傷である。即ち二十年後根菅から発癌しないという保障すらないのである。目を覆いたくなるえーかげんな研究。
もう一つは覆髄であっても薬剤の歯髄の神経に対する損傷と組織に対する損傷、長期間
の貯留からくるアレルギー性歯髄炎である。歯髄の神経への損傷はしばしば施行後歯髄死を
招いている事でも疑われる。しかしながら既成の抗生物質薬理学書にはこうした形の使用に於ける抗生物質のシナプスへの作用に関して記載はない。医学部、薬学部とも歯科のこうした試みに関心を示さず、どの教科書にも記載が無く考えようがないのが現状である。サルの象牙質を感作しておいてその抗生物質を塗ると広範囲に歯髄死が発生した。抗生物質は歯髄の消炎にも無効かつ歯髄に無害という欧米の大家達の報告はある。
普通メトロニダゾール、ミノサイクリン、シプロフロキサシンを混ぜる。ミノサイクリンの代わりにセファクロルを使用する場合もある。各発売元製薬会社は一応にそうした使用は開発の主旨ではなく歯科医の先行でありこちらに何の実験データもないので、混合毒性、歯髄毒性、経年変性の有無についてコメントできないと口を揃え困り顔である。
Medlineにこの治療法の論文が出ない。日本歯科評論社以外にあまり掲載していない。いつも新潟大学の自画自賛論文かそのお仲間の先生の話しかでない。これではこまる。他の二つに問題はない。問題は中心である嫌気性菌に強いメトロニダゾールにある。末梢神経障害とマウスでの発ガン性が指摘されている。むしろ薬効は落としても安全で混合変化はなく経年変化も少ないと思われる第3世代セフェム系を単剤で用いる方がよいだろう。

Metronidazoleによるperipheral neuropathy の
1例 竹内博明他 (近畿大 医) JN Z0689A (0009-918X) 臨床神経学27(1 )
58‐61 1987

67歳男性で,肝アメーバ症治療のためメトロニダゾール(I)2250mg/日 の内
服をし,45日目に手指に微細な振戦としびれが
出現し,次いで足指から下腿 中央部,前腕部に達した。glove and
stocking型の表在覚,振 動覚障害,異常知覚を認めた。
ひ腹神経生検で有髄線維は著明に脱落し,電顕で軸 索変性を認めた。I投与中止後
,6か月を経過した時点で障害はほぼ消失した。

 関西地区に於ける普及ー覆髄ですあくまでー
大阪大学歯病院保存科・・・承諾書をとってやつている
大阪歯科大学保存科・・・厚生省未認可のためしてない
朝日大学歯保存科・・・厚生省未認可のためしてない
京都府立医科大学歯科・・・たまにするけど積極的にはしない
一般論、具体的な手技としては
3Mix-MP法とLSTR療法 星野悦郎著 日本歯科評論社 2000
を参照のこと